地方競馬の解体新書(第12回・第2部)|16年で地方の市場はどう変わったか:本命と大穴の回収率、名古屋と大井の逆向きの変化、古くなる学習

16年で地方の市場はどう変わったか 地方競馬の解体新書

地方競馬の解体新書第12回第2部

2010〜2025年・21万レースの確定オッズで見る、本命と大穴の回収率、場ごとの変化、古くなる学習

今回の問い

第2部では、地方競馬の市場が示す数字をどこまで信じてよいかを測っています。今回はそこに時間の軸を加えます。2010年から2025年までの16年間で、地方の単勝市場は賢くなったのでしょうか。本命の固さや大穴の割引は変わったのでしょうか。そして、過去のデータで身につけた予想の物差しは、いつまで通用するのでしょうか。

データと方法

  • 対象: 地方競馬(ばんえいの帯広を除く14場)の2010年1月〜2025年12月のうち、異常区分なし・着順あり・確定単勝オッズありのレース。210,292レース・2,097,452頭です。
  • 年ごとに集計し、場ごとの表は半年(1〜6月と7〜12月)ごとに集計しました。姫路は開催のある前半の期だけに値があります。
  • 市場の確率: 確定単勝オッズの逆数を、レースの中で合計が1になるように割り戻した値です。
  • 対数損失: 勝った馬に市場がつけていた確率の対数にマイナスを付け、レースで平均した値です。小さいほど市場が結果を当てていることを示します。定義は第1回と同じです。
  • 校正のずれ: 市場の確率を8つの区分に分け、区分ごとに「実際の勝率と市場の確率の差」の大きさを求め、頭数で重み付けて平均した値です(単位はポイント)。
  • 全馬を同額で買ったときの回収率: 毎レース全馬の単勝を100円ずつ買った場合の払戻の割合です。当たりは1レースに1頭なので、的中率は「1÷頭数」でおよそ10%になります。
  • すべて確定オッズによる「地図」であり、締切前に買える値段で測ったものではありません。買い目の主張も含みません。
  • 区間は計算していません。1年あたり約1万3千レースという件数を目安に、小さな差は読まないようにしています。

1. 16年の全体像:本命の固さと市場の精度はほぼ横ばい

年 レース数 平均頭数 1番人気の勝率 1番人気の3着内率 市場の対数損失 校正のずれ 全馬を同額で買った回収率
2010 13,129 9.70 45.4% 77.7% 1.549 0.35pt 68.1%
2011 13,664 9.68 46.4% 78.2% 1.518 0.37pt 66.0%
2012 13,396 9.92 44.6% 77.8% 1.565 0.29pt 67.1%
2013 12,668 10.16 44.7% 76.6% 1.563 0.27pt 66.2%
2014 12,486 10.03 43.3% 76.7% 1.578 0.31pt 68.4%
2015 12,723 9.82 45.1% 77.2% 1.533 0.37pt 69.6%
2016 12,892 9.81 44.2% 76.1% 1.552 0.27pt 69.5%
2017 13,078 9.82 44.3% 76.6% 1.566 0.39pt 70.6%
2018 13,044 9.91 44.6% 76.9% 1.542 0.31pt 70.5%
2019 13,119 10.11 44.4% 76.5% 1.560 0.29pt 70.7%
2020 13,211 10.12 44.1% 75.2% 1.572 0.42pt 70.1%
2021 12,765 10.17 43.2% 74.7% 1.578 0.29pt 68.8%
2022 13,408 9.96 43.7% 74.6% 1.572 0.41pt 70.6%
2023 13,607 10.02 44.0% 76.2% 1.564 0.32pt 70.6%
2024 13,676 10.12 44.5% 76.2% 1.551 0.33pt 69.3%
2025 13,426 10.26 45.1% 77.0% 1.551 0.41pt 69.8%

1番人気の勝率は2010年の45.4%から緩やかに下がって2021年に43.2%で底を打ち、2025年には45.1%まで戻りました。16年間の最高(2011年の46.4%)と最低の差は3.1ポイントです。市場の対数損失は1.518〜1.578の幅に収まっており、第1回で比べた中央競馬(1.917・2021〜2025年)との差に比べれば、ごく小さな動きにとどまります。校正のずれは16年とも0.5ポイント未満でした。地方の単勝市場は、16年を通じてほぼ正確な値付けを続けています。

平均頭数は9.7頭から10.3頭に増えました。頭数が増えると対数損失は一般に大きくなる傾向がありますが、この16年ではほとんど動いていません。

2020〜2022年には、1番人気の3着内率が2019年の76.5%から74.6〜75.2%に下がり、2023年に76.2%へ戻っています。校正のずれも2020年が16年で最大の0.42ポイントでした。無観客での開催が続いた年と重なりますが、2022年と2025年もほぼ同じ0.41ポイントであるため、2020年だけに特有の変化とまでは言えません。

右端の「全馬を同額で買ったときの回収率」は、2010〜2013年の66.0〜68.1%から、2016年以降は68.8〜70.7%に上がりました。この値は控除率ではありません。 第8回で測った地方単勝の実効控除率は21.2%でした。全馬を同額で買う方法では人気薄の馬を多く買うことになり、控除に加えて大穴の割引を背負うため、回収率は70%前後まで下がります。この値が上がったことは、次の節で見る大穴側の割引の縮小と整合すると読めます。

2. 本命と大穴の回収率:30〜99倍の帯で割引が縮小

確定単勝オッズの帯ごとに、単勝回収率を年ごとに並べます。

年 〜1.9倍 2〜4.9倍 5〜9.9倍 10〜29.9倍 30〜99.9倍 100倍〜
2010 78.2% 76.0% 75.2% 75.3% 57.0% 47.6%
2011 77.8% 74.8% 79.4% 72.2% 54.9% 41.9%
2012 78.2% 75.7% 75.6% 72.9% 57.6% 46.0%
2013 76.6% 75.4% 77.8% 74.4% 60.3% 34.4%
2014 77.5% 78.7% 80.5% 78.8% 65.5% 27.2%
2015 80.5% 79.0% 77.5% 79.9% 64.2% 41.2%
2016 79.6% 78.2% 79.4% 81.8% 62.8% 36.7%
2017 81.0% 77.5% 76.5% 85.6% 65.2% 36.4%
2018 80.3% 78.3% 76.9% 82.3% 66.0% 43.9%
2019 80.1% 77.5% 80.8% 77.7% 69.2% 44.5%
2020 79.9% 77.3% 79.8% 81.5% 69.2% 35.6%
2021 81.8% 79.1% 78.3% 78.7% 64.4% 37.7%
2022 83.2% 76.6% 78.9% 79.4% 68.3% 41.2%
2023 81.4% 79.6% 75.0% 78.1% 69.7% 45.4%
2024 82.4% 76.9% 78.5% 75.7% 68.0% 44.3%
2025 82.8% 76.9% 79.1% 77.4% 68.6% 45.0%

各帯の頭数(点数)は、最初と最後の年で次のとおりです。

〜1.9倍 2〜4.9倍 5〜9.9倍 10〜29.9倍 30〜99.9倍 100倍〜 計
2010年 8,076頭(6.3%) 18,786頭(14.8%) 19,854頭(15.6%) 34,536頭(27.1%) 34,028頭(26.7%) 12,021頭(9.4%) 127,301頭
2025年 7,314頭(5.3%) 20,167頭(14.6%) 19,735頭(14.3%) 32,395頭(23.5%) 32,638頭(23.7%) 25,447頭(18.5%) 137,696頭

変化がはっきりしているのは両端の帯です。

  • 30〜99.9倍は、2010〜2012年の54.9〜57.6%から、2019〜2025年には64.4〜69.7%へ上がりました。2021年の64.4%を除けば68.0〜69.7%です。この帯には毎年3万頭前後が入り、全体の4分の1を占めます。
  • 〜1.9倍の大本命も、2010〜2013年の76.6〜78.2%から、2021〜2025年には81.4〜83.2%へ上がっています。毎年6,389〜8,518頭が該当します。
  • 100倍以上は27.2〜47.6%の間を上下しており、一定の向きは見えません。当たりがきわめて少ない帯なので、年ごとの値は大きくぶれます。

大穴ほど回収率が低い「本命と大穴の偏り」は、16年のどの年にも存在します。ただし〜1.9倍と30〜99.9倍の回収率の差は、2010年の21.2ポイントから2025年の14.2ポイントへ縮みました。30〜99倍の帯については、大穴の割引が小さくなったと読めます。 100倍以上の帯はこの縮小に加わっていません。

もう一つの変化は、100倍以上の馬の割合が9.4%から18.5%へ倍増したことです。人気薄の馬に入る票が相対的に減り、大きなオッズが付くようになったとも読めます。ただし出走頭数の増加も同じ期間に起きているため、ここでは原因を分けていません。

なお、16年×6帯の96マスのうち、単勝回収率が最も高かったのは2017年の10〜29.9倍(85.6%)で、100%に届いたマスは一つもありません。帯ごとの的中率は今回集計していません。

3. 場ごとの変化:名古屋と大井は逆向きに動いた

全体がほぼ横ばいでも、場ごとに見ると姿は大きく変わっています。2010〜2014年と2021〜2025年の5年ずつで、各場の数字を比べます(半期の値をレース数で重み付けた平均)。

場 1番人気の勝率 2010〜14年 2021〜25年 差 対数損失 2010〜14年 2021〜25年 レース数(2021〜25年)
名古屋 50.9% 42.4% −8.5pt 1.349 1.618 6,723
高知 52.9% 46.3% −6.7pt 1.327 1.492 5,987
佐賀 49.5% 45.9% −3.6pt 1.394 1.523 6,306
笠松 49.4% 46.6% −2.8pt 1.399 1.440 4,540
水沢 45.8% 43.4% −2.4pt 1.547 1.585 3,656
盛岡 43.0% 43.8% +0.8pt 1.601 1.558 3,750
園田 43.4% 44.6% +1.2pt 1.610 1.558 7,929
金沢 49.1% 50.3% +1.2pt 1.443 1.383 4,887
船橋 39.6% 41.1% +1.5pt 1.736 1.626 3,623
浦和 37.8% 39.4% +1.7pt 1.759 1.689 3,411
川崎 36.6% 40.7% +4.1pt 1.823 1.699 3,786
門別 41.8% 46.1% +4.3pt 1.583 1.481 4,924
大井 33.9% 40.2% +6.3pt 1.941 1.727 5,712
姫路(注) 35.9% 43.6% +7.7pt 1.805 1.565 1,648

(注)姫路の2010〜2014年は2つの半期で合計475レースしかないため、この行は読みません。

2010〜2014年には、1番人気の勝率が最も高い高知(52.9%)と最も低い大井(33.9%)の間に約19ポイントの差がありました。2021〜2025年には、最も高い金沢(50.3%)と最も低い浦和(39.4%)の差が約11ポイントまで縮んでいます。対数損失で見ても、場の間の幅は0.61から0.34に縮みました。固かった場は固さが薄れ、荒れていた場は固くなり、場ごとの差が縮まる方向に動いたと読めます。

中でも大きく動いたのが名古屋と大井です。直近7年を半期ごとに並べます。

期 名古屋 レース数 名古屋 1番人気の勝率 名古屋 対数損失 大井 レース数 大井 1番人気の勝率 大井 対数損失
2019年前半 667 49.1% 1.454 540 33.8% 1.912
2019年後半 607 49.6% 1.433 602 37.5% 1.858
2020年前半 675 46.5% 1.430 546 37.7% 1.874
2020年後半 610 48.7% 1.478 619 37.5% 1.835
2021年前半 655 43.3% 1.556 522 36.9% 1.792
2021年後半 698 41.6% 1.581 639 38.8% 1.797
2022年前半 652 42.4% 1.618 516 38.9% 1.841
2022年後半 624 42.9% 1.614 626 38.6% 1.709
2023年前半 714 43.7% 1.569 538 37.5% 1.807
2023年後半 624 41.1% 1.644 605 41.9% 1.694
2024年前半 726 40.2% 1.685 549 41.3% 1.728
2024年後半 636 41.9% 1.665 563 38.8% 1.712
2025年前半 759 43.5% 1.638 552 44.5% 1.616
2025年後半 635 43.3% 1.613 602 44.0% 1.593

名古屋は、2010〜2020年の22の半期のうち21の半期で1番人気が46.5〜54.7%勝っており、対数損失は1.245〜1.480でした。地方の中でも本命が最も固い場の一つだったことになります。2021年前半からは勝率が40.2〜43.7%に下がり、対数損失は1.556〜1.685に上がりました。半期ごとのレース数は600〜760あり、件数の少なさによる見かけの変化ではありません。

名古屋競馬場は2022年4月に弥富市の新しい競馬場へ移転しました。移転の前後で市場の姿が変わったことは数字に表れています。ただし変化は移転の1年ほど前、2021年前半から始まっています。移転に向けた準備の時期に何が変わったのかは、このデータでは分けられません。移転だけが原因とは言い切れない、というのが正直なところです。

大井は逆向きに動きました。2010〜2020年の大井は1番人気の勝率が31.7〜38.5%、対数損失が1.80〜2.01でした。2010〜2014年の平均で見ると、14場の中で最も当てにくい市場です。2023年後半からは勝率が38.8〜44.5%に上がり、2025年は2つの半期とも44%台で、対数損失は1.59〜1.62まで下がっています。2025年後半の大井の対数損失(1.593)は、川崎(1.605)や浦和(1.649)より小さくなりました。大井で何が変わったのかは今回のデータからは分かりません。場ごとの頭数の変化を分けていないため、出走頭数の変化が効いている可能性も残ります。

件数の少ない半期は読んでいません。たとえば笠松の2021年前半は46レースしかなく(1番人気の勝率34.8%)、盛岡の冬を含む前半の期は35〜270レース程度です。

4. 当方のモデルから見た変化:上乗せできる情報の細りと、構造が変わった直後の跳ね上がり

市場全体の数字が横ばいでも、市場の間違え方が変われば、過去のデータで学んだ物差しは効かなくなります。当方のモデル(オッズを使わない指数を含む)を3年ごとに、それより前のデータだけで学習し直して各年に当てると、この変化がはっきり表れました。下の表は、当方のモデルが市場より高く評価した馬の単勝を買った場合の回収率です(確定オッズで選んだ地図であり、締切前に買える値段ではありません)。

年 回収率 点数
2013 104.7% 2,901
2014 113.7% 3,193
2015 104.9% 3,174
2016 92.8% 2,948
2017 99.8% 2,907
2018 87.2% 2,928
2019 95.3% 2,850
2020 106.1% 2,813
2021 87.0% 2,622
2022 86.9% 2,858
2023 84.9% 2,654
2024 77.5% 2,899
12年通算 95.4% 34,747(的中率10.4%)
対照:全馬を同額 69.8% 1,415,390

2013〜2015年は3年とも100%を超えていましたが、2021〜2024年は77〜87%に下がりました。同じ期間、全馬を同額で買った回収率は66〜71%で動いていません(第1節)。薄れたのは市場全体の甘さではなく、当方のモデルが拾っていた市場の歪みのほうだと考えられます。

毎年学び直したうえで、当方のモデルが市場に上乗せできた情報の大きさを測ると、2019年から2024年の5年間でおよそ半分に縮みました。学習したばかりのモデルと2年前に学習したモデルを同じ年に当てて比べると、古いモデルの予測はわずかに、しかし確かに劣っていました(対数損失で1万分の2.16、区間の下限は1万分の1.76)。一方で、学習に使う期間を直近2〜3年に絞っても、2021〜2024年の成績は良くなりませんでした。古いデータを捨てれば済むわけではないことになります。

場ごとに直近の数か月で学び直すと、上乗せの大きさは場と時期によって大きく跳ねました。名古屋では移転のあった2022年前半だけ、当方の尺度で0.03から0.28へ跳ね上がり、次の期には0.07に戻っています。2020年には浦和・船橋・盛岡・笠松で同じような跳ね上がりが出ました。盛岡のように件数の少ない場では、偶然の可能性も残ります。

構造が変わった直後には、過去の力関係や経験則が当てはまらない馬が増えます。市場がそれに追いつくまでの間だけ、オッズに表れない情報が一時的に大きくなった可能性があります。ただし跳ね上がりは1〜2期で消えており、ここから買い方を作れるほどの件数はありません。

この結果から言えるのは、施行者の側の変更が予想の物差しを古くしうるということです。コースの改修や競馬場の移転、番組や制度の変更、新しい券種の発売などがその例に当たります。モデルでも人の経験則でも、こうした変更の前後では「前と同じように当たっているか」を確かめ直す必要があると考えられます。

分かったこと・分からないこと

分かったこと
– 16年間、地方の単勝市場の精度はほぼ横ばい。対数損失は1.518〜1.578、校正のずれは毎年0.5ポイント未満、1番人気の勝率は43.2〜46.4%。
– 30〜99.9倍の単勝回収率は54.9〜57.6%(2010〜2012年)から68.0〜69.7%(2019〜2025年・2021年を除く)へ上昇。〜1.9倍も76.6〜78.2%から81.4〜83.2%へ上昇。100倍以上は27〜48%で一定の向きなし。
– 場ごとの差は縮小。名古屋は2021年前半から本命の固さが薄れ、大井は2023年後半から固くなった。
– 当方のモデルが市場に上乗せできた情報は年々細り、構造が変わった直後にだけ一時的に大きくなった。

分からないこと
– 名古屋の変化が移転の1年前から始まった理由と、大井が固くなった理由。
– 場ごとの頭数の変化を分けていないため、対数損失の変化のうちどれだけが頭数によるものか。
– 大穴側の割引の縮小が、投票する人の構成の変化によるのか、控除率の変更によるのか(控除率の年ごとの推移は測っていません)。
– 帯ごとの的中率と、すべての数字の区間。
– すべて確定オッズの地図であり、締切前に買える値段では測っていません。

予想への示唆

  1. 「地方は昔より当たらなくなった」という印象は、全体の数字とは合いません。1番人気の固さも市場の精度も16年ほぼ変わっておらず、変わったのは場ごとの姿のほうだと考えられます。
  2. 「名古屋は本命が堅い」「大井は荒れる」といった場ごとの経験則は、古くなっている可能性があります。場の特徴は直近2〜3年の数字で見直すほうがよいと考えられます。
  3. 施行者の側の変更(改修・移転・制度・新しい券種)の前後では、過去の学習や経験則をいったん疑い、変更後のデータで確かめ直す必要があると考えられます。

次回(第13回): 前走の負け方と次走の値段。「展開が向かなかった」「枠が悪かった」という言い訳の付く負けは、次走で買われすぎているのかを確かめます。

古い評判はいったん置こう。今の場を、歩き直して探すんだ。

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