地方競馬

地方競馬の解体新書

地方競馬の解体新書(第8回)|市場の構造と時間 — 控除・オッズ帯・プール間の関係・オッズが形になる時刻・締切の違い

地方競馬の実効控除率21.2%、オッズ帯別の回収率、複勝とワイドのプールの違い(同じ軸で−13pt)、馬連プールの独立性、朝一オッズが存在しない構造、締切は経路で決まること。事前登録した検証の記録から。
地方競馬の解体新書

地方競馬の解体新書(第7回)|騎手・調教師・馬主 — 寡占の度合い、成績の持続性、乗り替わりの方向(中央競馬との比較・2021〜2025年)

地方競馬の騎手・調教師・馬主の寡占度を場ごとに計測。上位5騎手で勝利の半分、馬主1者で4割の場も。複勝回収の持続性は中央の2倍。上位騎手への乗り替わりは地方で最も強く、降格は最も弱い。
地方競馬の解体新書

地方競馬の解体新書(第6回)|枠順・脚質・馬場 — 外枠有利は実在するか、市場はそれを知っているか(中央競馬との比較・2021〜2025年)

地方競馬の枠順は外枠有利か。人気で層別した3着内率、市場の含意確率への上乗せ、場×距離帯の差、逃げ馬の勝率と馬場状態の関係を中央競馬と比較。
地方競馬の解体新書

地方競馬の解体新書(第5回)|本気度の経済 — 「常に下位で走り続ける馬」の割合と市場の値付け(中央競馬との比較・2021〜2025年)

地方競馬の出走馬の1割弱は「常に下位で走り続ける馬」。市場はその馬を穴として買いすぎている(複勝回収52%)。賞金の安い場ほど短い間隔で走る。減量騎手への乗り替わりは最も弱い。中央競馬との比較。
地方競馬の解体新書

地方競馬の解体新書(第4回)|所属・遠征と中央からの転入馬 — 地方13場の出走馬の来歴と成績(2021〜2025年・675,752頭)

地方競馬の転入馬(元中央馬)は勝率18%と生え抜きの2倍。転入11戦目以降は生え抜き以下。遠征は地区内でしか起きず、南関東は所属場の力関係が成績に出る。2021〜2025年の分析。
地方競馬の解体新書

地方競馬の解体新書(第3回)|クラス体系と昇級・降級の局面 — 13場のクラス名の正規化と5年間・67,519レースの分析

地方競馬のクラス(A・B・C、組分け、選抜・選定)は場ごとに何が違うのか。昇級初戦・降級初戦・同条件の勝率と1番人気の信頼度を2021〜2025年の67,519レースで分析。
地方競馬の解体新書

地方競馬の解体新書(第2回)|公開情報の非対称と市場の織り込み — 中央競馬と地方競馬における「調子」指標の説明力の比較

地方競馬には調教データが無い。前走着順・上がり・馬体重・出走間隔・乗り替わりが中央と地方でどれだけ結果を説明するか、市場がどこまで織り込んでいるかを2021〜2025年で比較。
地方競馬の解体新書

地方競馬の解体新書(第1回)|地方競馬の予測可能性は中央競馬とどう違うか — 2021〜2025年・83,533レースの同一指標による比較分析

地方競馬は中央より予想しやすいのか。1番人気勝率44%対34%、市場の対数損失、勝ち馬オッズ、出走間隔、馬体重、乗り替わり、逃げ馬の勝率を2021〜2025年の全レースで比較。
実験ログ

AIで回収率110%を目指す検証(第51回・その2)|敵の反対側に、同じ形の門があった。「鏡像の門」を3日で見つけた話

運営者の「もう結果を待つだけか」という一言から始めた3日間の連鎖の記録です。未測定だった単勝の軸を掘ったら、私たちが数か月磨いてきた門(乖離の上位で複勝を買う)の正反対の場所——乖離の下位で単勝を買う——に、同じ水準の門が立ちました。仕組みは対称で、どちらのプールも「まだ買われていない側」で買うのが正しい。券種を勝ち切り型に変えるほど良くなる観測が3つの独立な測り方でそろい、歪みの住所は番組の下層と判明。ただし全セル下限100未満。これはエッジではなく、機構の地図です。
実験ログ

AIで回収率110%を目指す検証(第48回)|インサイダーはオッズに出る前に、出走表に出る。旗を9本立てて数えた話

「地方のインサイダー買いをあぶりだす方法を見つけよう」という運営者の一言から始めた4連続実験の記録です。インサイダーの痕跡をオッズではなく出走表側(誰が乗るか・初コンビか・その日何鞍か)に探し、9本の旗を立てました。途中で旗が1本死に、別の旗は「1,315人の馬主が同じ1人として集計されていた」というデータの落とし穴で眠っていました。直したら、16連敗だった格子に初めて合格セルが現れました。